いとうあきら イベントの企画・運営・演出を本業とするも、無類の食べ歩き好きが高じて“食べ手”の視点で店や料理を紹介。過去の書き手になかった大人の切り口で飲食への愛情を示した。著書に『東京百年レストラン(T〜V)』。

2015年04月01日

(81)新小岩「ワイン食堂 Chezとし」

客によりそった“実力”が心地よい

堂々たる地方の名フレンチ

亀戸に「メゼババ」というイタリア料理店があり、大変な人気を博している。1カ月後の予約もままならないとか。カウンター10数席なのでさもありなんと思うが、亀戸という下町にしてこの隆盛はすごいなあと驚いていた。そして、「メゼババ」の個性やこだわりを永く続けてほしいと思うゆえ、拙著『東京百年レストランV』にても取り上げた。

ところで、「メゼババ」に何度か通うなか、実は亀戸という場がこの店の人気を決める最大の要因になったのではないかと思い始めた。都心から30分余りでアクセスできる立地ながら、訪れる人の感覚を知れば知るほど、すでに地方の名店なのである。

「地方の名店」には、訪問する町々でぼくも訪れるものの、いつも感じるのは回りの評価ほどではない、という寂しい事実だ。もちろん「オテル・ド・ヨシノ」のような気を吐く店もあり皆無とは言わないが、最高の食材と人材が集まる東京とは、やはり比較の対象となりにくい。

というのも、都心から地方に遠征すると、平等な視点を持てなくなってしまう人が多いようで、自分がその地まで出かけて行ったという自慢がバイアスとなってしまう。わざわざ訪ねて行った店に低い点を付けることが悔しいのだろう。加えて、自ら地代の安い場所へ時間とお金をにかけて移動しているにもかかわらず、コスパがいいなどと、考えられない錯覚も起こす。

地方の店評価の信頼性については、フランスの『ミシュランガイド』とは雲泥の差を感じてしまうが、向こうは百年以上の歴史があるわけで、それを同等に持ち出すことには無理がある。ただ評価者が育たないと、店側もこの程度のレベルでいいのかと安住してしまう気がして不安でもあるのだ。

「メゼババ」に話を戻すと、亀戸ながら客側のこの店の扱いは、単なる地方の名店である。もしこの店が恵比寿や麻布十番にあったと想像するなら、おそらく今ほどは注目されなかっただろう。その辺もシェフ本人の戦略としたら、それは才覚なのだと思うが、現時点のブームは実力の正当な評価ではないと感じる。

今回紹介する、亀戸からもう少し先にすすんだ新小岩にあるワイン食堂「Chez とし」は、「メゼババ」とはまさに対極。銀座や六本木にあっても遜色ない高いクオリティを掲げつつ、地方の名店とはならない、というか情報で飯を食う、うつろいグルメさんは相手にしない、地に足着いたレストランである。

場所は新小岩の駅から数分。まったくおもしろみに欠ける商店街を少し外れた路地にある。辺りは当然ながら下町系居酒屋が点在するも「Chez とし」の佇まいは決して異質ではなく、どちらかというと上手に溶け込んでいるように見える。

カウンターのみ8席程度だろうか。入店してまず目を引くのは、カウンターの店にしては、重厚で立派な白い椅子。もう少し気軽なスツールタイプを選べば、増席も可能で後ろも通りやすいのだが、客をあたたかく迎えじっくり寛いでもらおうというコンセプトがそこに見えて頼もしい。

見上げると、丁寧な文字で記された板書メニューがある。そして手元にも今日のオススメ的なスペシャルが用意されている。板書メニューは、サラダ、生ハム、テリーヌ等に肉料理の数々。そして手元の紙には、今の時期らしいアスパラガスやホタルイカといった春の食材が並び、プロとして当然の差別化が施された、堂々たるフランス料理店的構成だ。

シンプルなメニュー名だが、どの皿も当たり前には出てこないに違いないと、選ぶ段階から想像力をかき立てられ、それが食欲に昇華していく。定番に後ろ髪を惹かれつつも、春のオススメからもあれこれと。考えればキリがなく、相当な皿を数えた。一皿ごともたっぷりな盛りで、ワイン食堂たる冠も裏切らない。

シェフの経歴からも、フレンチ以外からのテイスト、特に和のエスプリをまとうのは想像の範囲だが、すでに、和以外からの世界観は完成されていて、「としシェフ」オリジナル、唯一無比な料理に他ならない。食堂らしく〆の炭水化物まで、丁寧に仕込まれた圧巻の飯が途切れないのだ。

そんなワールドワイドな料理の構成や流れもあってか、ワインはスペインを中心に集められている。仏伊に比べると少々馴染みがないので瞬間的に躊躇もするが、なにせワイン食堂なのだ。どれを選んでも外れはないだろう。

食べることの愉しさ、そして寛ぎ。凡庸な表現だが、まさにありそうでなかなか存在しない「大人の店」である。エントランスに貼られている、ワインを飲まない人と子供はお断りという無粋な書き込みもまた、昨今の飲まないコドモグルメさんを拒絶しているように感じる。言うまでもないが自ら新小岩まで動いてきたわけで、大人が支払うにはとんでもなく財布に優しい。新小岩在住の方が本当にうらやましくなってきた。

「わいん食堂 Chez とし」
●03-5879-9907
●東京都葛飾区新小岩1-34-8 エヌアールビル
●17:30〜24:00LO
●日祝祭
posted by 伊藤章良 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

(80)中目黒「まるや」

中目黒というキャラ濃い場所に

ゆるやかに馴染むもつ焼き屋

ぼくは、まったくそうではないのにやたら高いものばかりを食べていると思われがちだ。本当に何度も書いてきたことなので、またかと言われる可能性も気にしつつ「高いものではなくおいしいものを」というのがまぎれもない事実である。それは、ものすごく高いときもあれば、エッというほど安価なものも存在する。

今はどのように教科書に記載されているのだろうか、ぼくたちが学んだ日本という国は高度成長時代に加工貿易で栄えた。資源の乏しい我が国では、原材料を海外から輸入し持ち前の知恵で加工。製品としての付加価値をつけて輸出する。その差益がひいては日本の国益となる。石炭を輸入すれば大量消費のプラスチック製品になり、同じ元素ながらダイヤモンドの場合はゴージャスな装飾品に変化する。

料理もまた同じで、使う食材が安ければ低価格で提供できリーズナブルとかコスパがいいと言われ、原価が高ければ高級料理となってしまう。ところがいずれも間違いで、料理に高級・低級は一切ない、というのが、石炭とダイヤの例のこどくぼくの持論だ。

今月紹介するのは 中目黒のもつ焼き店「まるや」。もつ、つまり獣の内臓は、一部でホルモン(関西弁で捨てるもの)とも呼ばれるほど、21世紀の今、安価な食材の代表である。ただ、新鮮でなければ価値がないだけに、と畜時の仕分けやその後の流通、保存手段を考えると、高値で取引される正肉と同等、もしくはそれ以上の手間がかかるのではないかとも想像する。つまり、もつが安いのは、霜降り肉を食べて「きゃー、とろけるぅ〜」と叫んでいる方々に大部分を肩代わりしていただいているからかなと、密かに感謝だ。

もつ焼は、焼鳥とともに日式串焼きの代表格。ある意味一人前がもっとも少量の料理である。言い換えれば一人飲み用としても最適なツマミだと思う。ところでこの「新・大人の食べ歩き」で大変お世話になっている「クーチャンネル」大家の土田美登世さんが、昨年末『やきとりと日本人』という本を光文社新書から上梓された。焼鳥という大衆食文化を、気の遠くなるような文献や取材の積み重ねと緻密で重厚な文体で学術的に紐解いていく労作である。本来なら、ここで好みの焼鳥の一軒でもと考えたが、思いついたのは、もつ焼の「まるや」だった。大家の土田さんは『モツ・キュイジーヌ』なる西洋の内臓料理の本も編集者として出してるし、串焼きのルーツをたどる以上、もつと焼鳥は切り離せない。この本の中でも幾度か言及しておられるが、「鳥◯」との店名ながら、関東以北ではもつ焼きを提供することが許される土壌もある(ちなみに、拙著『幸せになれる43の料理店』では、もつ焼店を二軒紹介しているが、「鳥茂」「鳥平」とも鳥の文字が入っている)。

「まるや」はなぜまるやというのか詳らかではない。高名な野方の「秋元屋」の流れを汲むとも聞くが、自分にとってあまり重要ではない。なにより中目黒というキャラの濃い場所にふさわしい快適な空間を作り上げているところにまず注目する。もちろんオシャレでもデコラティプでもない、真ん中に焼き台がある普通のコの字カウンターではある。ただ、ほとんどのもつ焼店が、座席のすぐ後ろが壁で席間もぎゅうぎゅう詰めで、焼き台とタバコの煙でモウモウなのは当たり前にもかかわらず、「まるや」は店内がとてもゆったりして窮屈さをまったく感じさせない。中目黒という土地柄か下町に比べ喫煙率も低い。そしてBGM代わりに流れるAMラジオが店内の雰囲気とマッチして、さらにゆるく心地よいのである。

もつについては、まずは半焼をチョイスしレアな食感を楽しむことからスタート。この半焼に使われている塩がまた絶妙。オススメのごま油でさらに香りも増幅する。以降はお好みで。味付けはシオシオと連呼せず店主に任せるのが一番かとも思うが、秋元屋系の個性として味噌もぜひ。ニンニクと味噌の甘味が過不足なく絡まっておいしさに頬がすぼむ。このまろやかさだとキレの悪さも危惧してしまうが、スッと消えて行く後味もまた格別である。

酒はブランド焼酎も数々並ぶものの、「まるや」ではシャリキンの酎ハイもしくはホッピーだろうか。シャリキンとは「キンミヤ焼酎」をシャーペット状に凍らせて、それを割るやり方。いつまでたっても水っぽくならずウマイのは当然というか、確実に酔いが早い。

長居したくなるもつ焼き店、というのは「まるや」にとって名誉なことなのかどうかは客が決めることになるだろう。ただし、ぼくはキッチリ他のもつ焼店の2倍は消費してかつ4倍の幸福を得た。

「まるや」
●東京都目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション 114
●03-6452-3995
●17:00〜22:00LO
●日休
posted by 伊藤章良 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼鳥・居酒屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月02日

(79)北千住「田中屋」

*アップが1日遅れました。大変申し訳ありませんでした。

魚料理ととんかつに囲まれて

やたらと楽しい北の玄関口の居酒屋

北千住と聞くと、東京の北の玄関口という印象は確かにある。ただ、東京に出てきて以来、中央線沿線か山手線沿線にしか住んだことがないので、北の方に千回住めるという北千住は、ここまで食や酒に興味を持たなければ訪れることはなかっただろう。

JRもメトロも私鉄も、いくつもが乗り入れ、もともとはここから日光街道・奥州街道の起点となっていて、現在も埼玉方面へ大きく延びている。駅前や駅から広がる商店街は、日本中どこでもある風景と同じで駅舎から出た瞬間はわびしくなるが、メインストリートから少し裏へと外れれば一気に飲屋街となり、カオスぶりは東京屈指ともいえよう。

一軒ずつ訪ね歩きたいぐらいの魅力的な店舗が並ぶが基本は「和」。特に、居酒屋、焼鳥屋、もつ焼き屋といった、一人でも入りやすくポーションが小さめで安価が魅力。といっても、どこも同じように見えて個性や異彩を放つ店も多く選択に迷う。

界隈に暮らさないと都心からは(東京の西側からは)かなりの時間がかかるので、早い時間からスタートして数軒をハシゴしたくなる気持ちはわかる。しかし個人的には、地元民ではない人間がぞろぞろと下町界隈に繰り出し、大人の遠足とか称してハシゴする姿は、北千住や京成押上線沿線では何度も遭遇した。そんな行為は、決して好ましいものではなく店にとっても迷惑であろう。居酒屋の名店「大はし」は店内での撮影を禁止としているし、料理がウマいことで知られる「徳多和良」は、明らかにそういった客は排除しようと1グループの人数制限を設けている。

とはいっても、当該の店は立ち飲みだったり短時間決戦だったりして、じっくりと根をおろして飲むというタイプではない。となると、ターミナルとして使うか地元民ではないと、ハシゴを前提としなければ時間をうまく使えない場合も多くて残念だ。

では、じっくりと腰を落ち着けて楽しめ、かつ、西側から北千住界隈まで出向く価値があるという店を一軒紹介しよう。北千住からは少し歩くが、京成線沿線千住大橋駅前の「田中屋」である。

駅前は実に殺風景で典型的な没個性ベットタウンの趣。個人的にはもう少し秀逸な飲み屋が連なっているエリアかと想像していたのでガクゼンとする。そして、線路沿いというか文字通り「駅前」で、ここにコンビニがあっても不思議ではない立地に「田中屋」はある。

看板には「とんかつ魚河岸料理」。そして「道灌」の文字。看板を提供しているのであろう酒蔵「大田酒蔵」の清酒だ。あまり居酒屋や酒に関心のない人なら普通に見過ごしてしまうだろうが、もっとも相反する生鮮品ととんかつ、そして東京ではあまり見ることのない滋賀県の清酒。この三位一体の違和感は、なかばこのエリアにおける治外法権な存在にも思えてくる。

引き戸を開けると、まずは白木のカウンター、そして奥に小上がり。というより、目を引くのは旅館の宴会料理まで出せそうなぐらい広々とした厨房。やたら広くて気持ちがいい。しかもとても清潔で美しい。もちろんカウンターに面してフルオープンキッチンだからということもあるが、それ以上に働く人たちの魂がこもってる感じがグングン迫ってくる。

こんな厨房を目にしつつ、さぞや大量のメニューがここから生まれるのだろうかと思いきや、アイテムはごくごく少数に絞られていてメニューは細長いカード一枚。エッと思うが、この中に、刺身、焼き魚、酒肴等一通りの魚河岸料理ととんかつを中心とした揚げ物がひしめく。

料理のメニューより酒のメニューのほうがずっと大きいのだが、定番の酒類はなかば時が止まった感のある所在なさに反して、絞られた地方の銘酒が目を引く。そして道灌は一番ベーシックな燗酒として供するようだ。なるほど、看板に偽りはない。

では刺身からいただくことにする。見渡すと皆さん刺身を盛り合わせで注文しているようだが、イタリア料理の前菜でも天ぷらでも、盛り合わせという主体性のない頼み方は好まないので、気になる旬の魚を数点。徹底して吟味された感のある上質さ。なによりグレイトバリューなことに安堵する。そしてとんかつ。これこそが治外法権なのかもしれない。上野や神田界隈にある名店と肩を並べるレベルで、かつフリークには全く荒らされていない(おそらく気づかれてもいない)肉は相当分厚く比較的硬めに仕上げられているが、その分噛んだときのキレ具合も、シャキーンと音が聞こえるようだ。ころもの質感も肉のうま味をじゃましないやさしさと節度を持っている。

なにゆえ「とんかつ魚河岸料理」なのか、店を辞したあと帰路においても問いかけ続けたが、結論は出ない。また、きっと魚河岸かとんかつのいずれかが先で、その後もういっぽうを追従させたのだと想像したが、厨房をくまなく観察してもそれすらわからない。唯一いえるのは、魚河岸料理ととんかつに囲まれて、やたら楽しいということだ。それは、いずれもが中途半端ではなく一流であるゆえ成せる業だろう。

「田中屋」
●東京都足立区千住橋戸町13
●03-3882-2200
●17:00-21:30
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2015年01月01日

(78)恵比寿「おやまだ」

あえて鶏料理と清酒で硬派に味わう。

男前の主人が仕切る女性が憩う和食店

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。

さて、最初に少し告知です。百年後にも存在していてほしいとぼくが願う料理店、という縛りだけで選んで紹介しているシリーズの第三弾が出来上がりました。『幸せになれる43の料理店 ―東京百年レストランIII』です。第三弾では以前にも増して、それぞれのレストランから感じる「継承」をテーマに据えて書き込み、序章では、ぼくのレストラン訪問や執筆に対する「こだわり」を改めてまとめてみました。どうぞよろしくお願いします。では、今月の店へ。

ぼくは、書くこと以外に、日常はイベントプロデュースという仕事をしている。イベントや各種ステージを展開していくなかで、モデル、コンパニオン、ナレーター等を派遣する事務所とのかかわりがある。きれいな女性と一緒に仕事ができていいですねともよく言われるが、実はそんな甘くやさしいものではない。

バブルが終わってすぐのころだったか、女性の人材を抱える事務所が「ざんぐり」という居酒屋も経営していることを、その事務所からの年賀状で知った。長い間行きたいなあと思いつつも結局叶わずだったが、そこと同じ名前の店のオープンを偶然に見つけ、早速訪問となる。

まずは店主の男前ぶりに驚き、料理の力量、人柄、そして清酒にたいする知識と情熱に惚れ込み、しばし通うようになった。その後の経過はここでは割愛するが、「ざんぐり」の店主だった小山田さんは、晴れて恵比寿駅に独立開業を果たし、「おやまだ」という日本料理と酒の店をスタートさせた。立地は、恵比寿駅西口から、線路沿いの急な坂をハーハーいいつつ上がっていくとすぐ。西口に7時で待ち合わせをしても、7時の予約で十分お店に失礼はない。

今までの小さなカウンターのイメージからいうとかなり広く、小上がりとテーブル席が中心となっていて、どちらかというと多品種の酒よりは料理に徹する決意の現れとも感じられる。いずれにしてもぼくはカウンターを所望し、背中に女性グループの喧騒を受けながら陣取ることにした。

小山田さんが勤めた以前の店は、モデル事務所が経営しているといいつつスゴく硬派な印象があったので、この女性客の多さ、女性に支持されているさまには少々面食らう。しかも、「おやまだ」のウリである清酒、焼酎に手が出るわけではなく、ゆず酒やワインといった「逃げ」で置いてあると思えるアルコール類のオーダーが飛び交う状況にさらに疑問符が付く。

自分が勝手に硬派だと思っていた小山田さんの店は、すっかり恵比寿西口界隈で働く女性の憩いの場となっている様子。そして、改めて気づいたのは小山田さんの男っぷりだ。店主のルックスが全てと思わないが、なるほど女性客を集める重要な要素なのだなと感心する。そういえば、オープン当初はほとんど誰にも気づかれず、いつでも入れたし清酒や焼酎をなめているオッサンばかりだったのだが。

「おやまだ」の店主は、恵比寿という土地柄を愛し恵比寿にこだわり続けた人というイメージが出来上がっているので、この地にこんな隠れ家的なステキな店を開けば、酒を飲まない客で満席になるだろうとはわかっていたと思えるが、きっとそれも含めての「おやまだ」なのだと解釈することにした。

料理は、「和食 おやまだ」と名のるだけあって、新鮮な刺身を中心に魚介が豊富にそろう。酒肴としてへしこなんかも置いてあり、清酒党なら目を細めるであろう。ただぼくは、ここでは鶏と決めている。「ざんぐり」時代のメインは鶏で、ご主人がいつも鶏をさばいていた記憶が強いし、その当時から魚というよりは鶏に合う強めの清酒に重きを置いていた。いっぽう「おやまだ」のメニューは、客層も鑑みて広い範囲に揃えている様相。その中での鶏料理は、ちらっと見ただけでは埋没しているようにも感じてしまうが、ぼくにとっては砂金のように輝いている。

とびきり新鮮な品を生で扱うだけではなく、塩麹、昆布、バルサミコ酢等で一手間かけたものがさらに秀逸。またモノが最上級なので、あぶり焼きや唐揚げにしても、普段定食屋のランチなどで口にするものとあまりに違い、そのジューシーさに脱帽だ。

当然、酒は清酒しか目に留まらない。鶏料理は、比較的塩が強くタレなどの濃い味付けもあるので、どちらかというと焼酎派だが、こと「おやまだ」では、そもそも鶏に合う清酒がご主人の眼力を通じて揃えてある。あとは、相談しながらそれをどのように組み合わせるだけだ。

少し心配なのは、というか老婆心ながら清酒のメニューに価格が書かれていない。その意味を尋ねることができなかったが、清酒の価格が書かれていないので、キチンと値段が書いてあるゆず酒やワインを客は選ぶのかもしれないと感じた。加えて相当の地酒猛者ではないと、この店のラインナッフには食指が動かないだろう。でも重ねて強く言いたいけど「おやまだ」では清酒である。

もうひとつ。「おやまだ」のエントランスに掛かる暖簾には、クラシックともモダンとも判断のつかない、極めてカッコいいロゴが染め抜かれている。山の形を表す図形の下に田を意味する地図記号。こんなところに垣間見るセンスの良さも「おやまだ」の魅力といえよう。

「おやまだ」
●東京都渋谷区恵比寿南1丁目13−11 ヴェール1F
●03-6412-7566
●18:00〜23:00LO(月〜金)、18:00〜21:00LO(土)
●日休(祭日・祝日は要確)
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2014年12月01日

(77)大阪「フジマル醸造所」

東京のイキリに疲れた僕を、本当にいい店とは? と、

フリだしに戻してくれた大阪ワインバー

二回連続で大阪の店である。
大阪出身、ということもあるが、最近とみに大阪の店はええなあと感じてしまうことが多い。というのも、大阪弁でいうイキリが東京の店には多くて、東京で生活を始めた平成の初期はそれもおもしろいと感じたが、だんだん年齢を重ねるにつれ疲れるようになってきた。イキリってうまく説明できないけど、検索すると、キザとかカッコつけることだそうで、まさその通りかも。

2014年の4月ごろだったか。
東京は浅草橋に「フジマル」というワインバーができた。
この店は、もともと大阪でワインショップを経営していた会社が、同じ大阪は松屋町に「フジマル醸造所」という店内でワインを醸すワイナリーに併設したワイン食堂を作った。その成功を背景に東京に進出、ということだろう。
ぼくは大阪の店が未訪だったが、いい評判を聞くので、まずは東京からと「フジマル」に出かけた。ブルータスの酒場特集で巻頭を飾るぐらいの鳴物入り、であった。

正直、浅草橋の「フジマル」は、期待とは異なる部分が多かった。
オープン当初だからかもしれないが、まず、ワインを飲ませる・売る店なのに、併設されたウオークインワインセラーのラインナッフも含めキチンと説明できるスタッフが少ない。飲む気満々で来ているのに気勢を殺がれた。料理も、メニュー名こそ心地いいんだけど、一皿が少量で味のベクトルもどっちつかず……。
もしかしたら東京というイキリの市場をキッチリとマーケテイングした後、作りあげられたのか。ゆえ、自分のテイストとずれているのかもしれない。ただ、もし大阪もコレなら(自分の知っている大阪であれは)決して流行るとは思えなかったのである。

それゆえ、ずっと大阪の本家「フジマル醸造所」にも行ってみたいと念じていて、少し前だが、やっと本家をのぞくことができた。そして、あまりの東京との違いに唖然としたのだった。

大阪は、前回の「たこりき」でも書いた松屋町にある。松屋町は人形を売る店が多いことで知られ、その点で浅草橋と全く同じ。また川(運河?)沿いに立っている物件を選んだ点なども、とても近いものがある。でも、一番に違うのは、メニューの創意工夫、こだわらない幅広いワインのチョイス、そしてなによりスタッフの情熱だろう。

まず、大阪の「フジマル醸造所」は、一階部分には大きなタンクが据えられ、そこでワインが醸造されている。二階のテーブル席は、そのタンクを眺めながらの飲食で、なかなか優雅なものだ。店内ではそこで醸したワインを飲むことができる。ブドウも大阪の自社畑で育てたものというのでシャルドネをトライ。自分で嗅ぎ分けられる範囲のシャルドネではなかったものの、そこは格別の爽やかさを堪能しよう。
一方、「フジマル醸造所」は国産ワインにこだわっているわけではなく、世界各国のすばらしいワインを平等に届けたいという意図を強く感じた。過日は一説にワイン発祥の地域といわれるジョージア(グルジア)のワインが安く飲めるフェアを開催しており、安価ながらに葡萄酒の真髄を垣間見る瞬間を体験した。

今回のジョージアワインを提供するフェアも、テーブルに来るスタッフがそれぞれの意見やテイストで魅力を語っていく。関西人特有のおせっかいかもしれないけど、ワインが好きでたまらなく客にもその愛情を伝えたくてたまらない、そんな面々の話を聞いているだけでグラスが空く。というか早く空けて次にいきたくなる。

料理がこれまた、本当にすばらしい。東京もなぜ大阪のメニューの提供を受けないのかと不思議に思う。確かに大阪を含めた関西の地名が付く食材を使ったメニューが多く東京では再現できないのかもしれないが。
前菜はポテトサラダをはじめ、いずれもひとヒネリどころか、二つも三つもヒネられていて塩も過不足なく、フレッシュな醸したてワインに合う。さらにパスタは瞠目。季節や大阪の食材を使った旬のものもよく知る定番も、久しぶりにバスタを食べて唸った。シェフは「ポンテ・ベッキオ」出身と聞いて納得。居酒屋の延長で来ている客にガツンといわせている。

この、東京とのあまりの差はなんなのか。
東京に暮らして25年。ようやく東京と大阪の違いがわかり始め、フリダシに戻った感覚を、これからのバネにしようと思う。

「フジマル醸造所」
http://wineshop.exblog.jp/i32
●大阪市中央区島之内1丁目1−14 三和ビル1F
●06-4704-6666
●13時〜22時
●水休
posted by 伊藤章良 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月01日

(76)大阪「たこりき」

大阪ならではの至極の楽しみ。

たこやきをつまみつつ、ワイン

大阪の食といえば、すぐに思いつくのが、お好み焼き・たこ焼だと思う。
ぼくは大阪生まれ大阪育ちで、子供のころから家での日曜の昼はお好み焼きと相場が決まっていたし、たこ焼き専用のガスコンロと鉄板も当然我が家にあり、おやつはたこ焼きが定番。およそ当時の大阪の家は、ほぼ同じようなランチタイムだったと想像する。なので、実際今でも、ぼくはお好み焼きを焼けるし竹串でたこ焼きをひっくり返すことも無難にできる。それこそ三つ子の魂百まで、なのである。

大阪はそんな土壌ゆえ、子供のころから愛してやまないお好み焼きやたこ焼きというソウルフードをベースに置きつつ、あくまで炭水化物として食事のラストに提供。それまでは全く違うジャンル、とくに西洋料理等を前菜やメインとして、ワインとともに出す店なんかも登場し始めた。東京には、というより大阪以外の街では決して生まれそうにない、でも生まれたなら確実に全国で受け入れられるだろうという、本当に大阪らしい楽しい形態なのだ。
そんな中、しばらくは会員制的に運営をしてきたが、基本誰でもオッケーの外に向けて営業を展開し始めた「たこりき」を今回は紹介したいと思う。

「たこりき」は、人形屋と問屋街が並ぶ、東京で言うところの浅草橋に匹敵する松屋町と呼ばれるエリア。界隈の雰囲気も少し似ている気がするその下町を、大阪人は親しみを込めて、まっちゃ町と呼ぶ。

実はぼくが大学を出て初めて就職をした会社がこのまっちゃ町にあった。今訪れても、どのビルだったかまったく記憶にないぐらいに変わってしまった(というか、単に自分の記憶が薄れているだけかもしれないが)。
当時ぼくが通っていたビルの一階に洋食屋があって、そこのメニューに「ビーフストロガノ風 ライス添え」なるものがあった。
これはギャグなのかと聞いたら、当時のマダムにキョトンとされたので真面目なのだろう。なんとなく大阪らしいエピソード。まっちゃ町に行くとこの店がまだあるかなあと探すが、もうすでに見つけることはできない。

そんな松屋町筋とは直角に交わる位置に、空堀(からほり)商店街という昔ながらの商店街がある。関西以西に行くと、やはり雨が多い土地柄なのか、どんなに小さくても商店街と呼ばれる道にはアーケードが設置される。ショップストリートとしての集中力はさすがだが、どの店も繁盛しているとは限らず、逆に外光を遮断するアーケードがより薄暗い雰囲気にしてしまっているケースもある。ただ、空堀商店街は道中とても楽しく、なかなか健闘しているように思えた。そんな商店街と名残を惜しみつつ左折してしばらく。「たこりき」が見えてくる。

通りに面したドアの左側はたこ焼きスペース。いわゆる屋台のたこ焼き屋同様、通りのお客さんから見える位置で、黙々とたこ焼きを焼いている。ドアを開けて中に入れば、七席のカウンター。といっても単にたこ焼きを売るための店と違って、ワインバー風にデコレーションされており、座った瞬間から居心地は抜群だ。

たった7席の店にスタッフは3人。たこ焼きの焼き手、ガス台と冷たい料理の作り手、そしてソムリエール。座って数分もすれば、その3人には恐ろしく高いスキルがあるのがわかり始める。そして、空堀商店街を歩いているときは、たこ焼きを数個いただいて帰ろうとか考えていた自分を失笑しつつ、まずは長居することに決めメニューを物色。

前菜として、親店の「豚玉」でも有名なポテサラ、そして大好きな山うに豆腐(豆腐の味噌漬け)。早々にビールからボトルワインへと移行。ワインは基本的にビオのようで、東京では、日本ソムリエ協会のガチガチなヒエラルキーに反旗を翻す逞しい集団が担ぐ酒のイメージが強いが、「たこりき」もなんとなく代々木公園「アヒルストア」的な香りはする。

そしてたこ焼き。家庭ではなかなか実現できないプロのたこ焼きの極意とは、あくまで個人的視点ではあるが、ほんの薄皮程度にカリッと焼かれた表面につつまれ、中身はほぼ均一にとろりと軟らかく、中にいくほど緩くなっていくようでは決してダメ。確実にセンターにタコがあり、食べると、ほんのり紅生姜の食感と香りがアクセントになる。とまあ言葉で書くとこんな風だろうか。

そして「たこりき」のたこ焼きは、完璧にこの文章通り。しかも、昨今のモノより小ぶりゆえ、一口で食べやすい。その旨伝えると、実は道頓堀で二軒並ぶ「大たこ」が大きいたこ焼きを作り始め、多くのたこ焼きサイズが大きくなってしまったということだった。なるほど。特に女性が一口では食べにくいサイズの大きなたこ焼きは、子供のころにはなかったような気がしてきた。

「たこりき」ではまず、なにも付けずに食べることを推奨。それがシャンパンに合うらしい。もちろんトッピングは数種あり、ソース系と醤油マヨネーズ系に分かれてチョイスできる。
「たこ焼き温泉」なるスープたこ焼きや、「塩チーズたこ焼き」(シンプルながら絶品)など、脇にいつでもツマメるたこ焼きを置きつつ、ワインをあおるなんて、まさに大阪でしかできない至極の時だ。いやー、幸せ。

「たこりき」
●大阪府大阪市中央区瓦屋町1-6-1
●06-6191-8501
●15:00〜23:00(月〜金)、12:00〜23:00(土日祝)
●火休
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2014年10月01日

(75)新宿「富の蔵」

名店の技を受け継ぐ主と女将さんとが

夫唱婦随の連携で築きあげる愛あるそば屋

虎ノ門、外堀通りに面したビルの地下に「本陣房」という蕎麦屋があった。現在その場所がどうなっているのか、最近界隈に行っておらず確認ができていない。確か、1990年ぐらいにこの場所に移転し、台頭し始めた記憶がある。

当時の保守的な蕎麦屋感をブレイクスルーし、今では普通になった、茶そば、ゆず切り、しそ切り等さまざまな食材と一緒に練り込んで打つ「変わりそば」を季節替りで実施。灘の樽酒が定番のところに地酒を提供。天ぷらをはじめ、蕎麦以外の料理を少しずつ広げ夜の客単価を上げることにも成功し、新橋界隈にほとんど同じスタイルの支店を増やし始めた。

そんな「本陣房」グループといえば、印象的な屋根付きの行燈と、黒い大きめの四角い器で刻みネギを。そしてメニューは必ず手書きで、失礼ながらその字がヘタだった。店名は違えどまるで同じ店が目と鼻の先に何軒もできて大丈夫なのかと少し思ったけど、持ちつ持たれつで着実に成長。確か現在の本店は、ニュー新橋ビル一階に移転したはずだ。

ぼくは、そんな「本陣房」の中でも「揚げ玉そば」が特にお気に入り。良質の天ぷらを提供しているので揚げ玉だけでもおいしいが、その中にドンと大きなドンコがひとつ入っていて、それとつゆとの相性が抜群。真夏でも冷たい蕎麦を選ばず「揚げ玉そば」にしていた記憶がある。

それから25年。新橋自体に行くことが少なくなり、「本陣房」にも顔を出さなくなってしまったが、先日新宿御苑を歩いていて、まさに本陣房関係の店だとすぐに分かる、屋根付きの行燈を見つけた。「富の蔵」という。

思わず、ドンコ入りの「揚げ玉そぱ」を求めて入店。まずメニューを見ると、伝統的な手書きで、うれしいことに字がヘタである。内容もほとんど「本陣房」を踏襲している。躊躇せず「揚げ玉そば」を注文。まったく同じテイストながら、残念なことにドンコが入っていない。

にも関わらず、ぼくはこの店の密かなリピーターとなった。
なにがいいって、女将さんがとてもステキなのである。
女将さんはおそらく接客のプロではない。客をいなしたり、ましてや、おべんちゃら等はまったく言えないタイプ。なのに、存在感があり、かわいらしくて、そして細かい点までの気配りがすばらしい。なんというのだろう。ご主人と独立を果たした二人の店を、ご主人を支えつつ盛り上げていこうとする「愛」なのだろうか。

さらに、滑舌がいい。いらっしゃい「ませ」。ありがとうござい「ました」。こういった飲食店での基本的な挨拶を語尾まではっきりと言い、そして気持ちを伝える。自分に向けられてものではなくても、その声を聴いているだけで、すがすがしくなる。忙しいランチタイムでも、キチンと人の話を聞き、自分の意図も伝えようとする。今月からの新しいメニュー「です」今、こちらをオススメして「おります」。こうして丁寧に礼儀正しく言われると、「あ、それ」「それも」とオーダー、ランチ時でもあっという間に千円を超える。でも、まったくしてやられた(笑)感がないのだ。当方も十分満足なのである。

後半、というか辞する際にも、できる限りレジまで戻って挨拶し、つり銭をやさしく渡し、深々と頭を下げるオープンしたてのころ、せっかく香り高い蕎麦を打っているのにダイニングが煙っていてとても残念な気がしたので、せめてランチタイムぐらいは禁煙にされたらどうですかと伝えて帰ったら、次から禁煙になっていた。

「富の蔵」には年配の客が多いのも、若いスタッフにぞんざいな対応をされ、気分を害した経験をお持ちの方なのだろうと想像する。年配の女性も、ずっと女将さんを自分たちの会話の中に入れて離さない。

長いサービス経験がなくても、料理に関する深い知識を持たなくても、気持ちや愛情、その人それぞれの育ちや経験が接客、というかコミュニケーションを形作るんだなと、つくづく思う。もしかすると、とんでもなく詳しい方なのかもしれないが。

もちろん「富の蔵」は、「本陣房」仕込みの蕎麦、そして日本料理全般、絞り込まれた地酒に、先進性と技量が見える。そしてなによりも、夫唱婦随の連携が「富の蔵」最大のソフト力となって、ダイニングや料理といった形あるものをさらに魅力的にしていると思う。

「新宿手打ちそば 富の蔵」
●東京都新宿区新宿1丁目3−5
●03-6380-4445
●月〜金11:30〜14:00、17:30〜22:00 (LO21:00)、土11:30〜15:00、17:30〜20:00
●日祝休
http://www.tominokura.jp/
posted by 伊藤章良 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

申し訳ありません。もう1回おやすみさせていただきます

いつも新・大人の食べ歩きを読んでいただき、ありがとうございます。

9月1日より再開させていただきたく、伊藤さんに原稿をお願いし、

昨日ギリギリまで店選びを悩んでくださいましたが、8月いっぱいの海外での長期出張と重なって

自信を持っておすすめいただける店がなかなか絞れないということで、

もうちょっと考える時間が欲しいとのことでした。いつも確認をしてから原稿をまとめる方ですので、

理解をし、もうしばらくお待ちすることにしました。ずっとおやすみになっていて

誠に申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。
posted by 伊藤章良 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月01日

おやすみさせていただきます

いつも新・大人の食べ歩きを読んでいただき、ありがとうございます。

まだ管理側のサイトがご覧いただけない状態になっています。

大変申し訳ありません。

9月1日より再開させていただきたく存じます。

もうしばらくお待ちくださいませ。今後ともよろしくお願いいたします。
posted by 伊藤章良 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

今月はお休みさせていただきます

いつも新・大人の食べ歩きを読んでいただき、ありがとうございます。

諸事情により、管理側のサイトがご覧いただけない状態になっています。

大変申し訳ありません。

復旧次第、改めて情報をお届けしたいと思います。

今月号はお休みさせてください。

よろしくお願いいたします。
posted by 伊藤章良 at 14:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 中国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする